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パターソンのmattのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
4.0
今日BSでやりましたね。以下は一年ちょっと前に劇場で観た記録です。
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ジ〜んと面白かった&ブルドックが可愛かった!! (カンヌ映画祭でパルム・ドック賞受賞!)
ジム・ジャームッシュ監督っていうとオフビート、ちょっと分かりずらいイメージだったんですが、オフビートっぽさは有りつつも素直に良い映画です。

公開から2週間、有楽町ヒューマントラストシネマのシアター1(定員162)を全日占有しきって6回の上映、14:40の回でしたがほぼ満員。口コミ人気も上がっているのでは。オフビート映画といわれることも多いようですが、ふんだんのユーモアのセンスの良さに根強いジム・ジャームッシュ人気の理由が解る気がしました。

主役のパターソンはアダム・ドライバー、抜群の存在感に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でカイロ・レン役に抜擢されていたのにも納得。犬は雌のイングリッシュ・ブルドックで名前はネリー、映画のエンドロールのラストで「ネリーに捧ぐ」とあったのですが、このワンちゃん受賞の前に死んじゃったのだそうです。遺作は超名演でしたネ。

永瀬正敏がJapanesePoet役で最後の重要なシーンに登場、アメリカの田舎町に唐突な感じはしましたが監督に請われての出演なのでしょう、いい味出してます。古くなりますが'89年の永瀬と工藤夕貴が出たミステリー・トレインも見たくなりました。
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