今年劇場鑑賞は「ボヘミアン・ラプソディ」で締めくくり。2時間15分バッチリ楽しめた良い映画でした！
ラスト21分間のライブシーンが話題ですが、フレディ・マーキュリー＋Queenの物語として全体で良く構成された作品です。ラストへの持って行き方もその爆発力も素晴らしい。
特に面白かったのは'Bohemian Rhapsody'や'We will rock you'の曲が出来ていくシーン。ブライアン・メイが音楽総指揮担当ですからリアリティも高いはず。そして本人が出演していると錯覚するような4人のルックスと演技。ブライアンは自分を演じた俳優を前にして「鏡を見ているような気になった」そうです。
Bohemian Rhapsodyの歌詞「Mama, just killed a man」について英国の詳しい人が「フレディが母親に対し、母の男の子である自分自身を自らが殺してしまった、との告白だ」と書いている、と先日聞きました。そう考えるとこの映画のタイトルとしてストンと来ますネ。
余談ですが2006年に新宿コマ劇場で観たミュージカル「ウィ・ウィル・ロック・ユー」(オーストラリアの劇団)を思い出しました。ボーカルの歌も結構上手くてヒット曲をたっぷり聴けてストーリーも面白かった。人生最初で最後のコマ劇場でした。
