ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム主演でポスターも良く、キャッチフレーズ「結末に息を呑む極上のヒューマンサスペンス」に期待して金曜19:40の回へ。162席の半分も入っていなかったかな。
133分とちょっと長めのストーリーは、主演二人の魅力ある演技とスペインの田舎町の景色も二人を引き立て〜この二人、実際の夫婦で二人ともスペイン人のアカデミー賞俳優、シックリくるはずです〜結末に向けてサスペンス感高まりました。
が、なんと結末はオドロキのお粗末さ。あの犯人って誰だっけ？見方が足りなかったのか心配になってしまいましたが、伏線の張り方や犯人当てに対する構成がメッチャ弱くて、一回見ただけで判るって難しい作品です。
極上のサスペンスって言うなら見る側に「え〜ッ、そう来るか〜！」って驚きと爽快感をくれないと。
まぁ、ヒューマンサスペンスって言葉の意味深さがこれかぁ…と言う気もしましたが。最初からそこ目指していない…。
カンヌでオープニング映画で好評だったとか、池田理代子のイラストポスターもあったりで期待して行っただけに残念。この夫婦の主役ありきの映画かなぁ。
