あちゃみ

ジェイソン・ボーンのあちゃみのネタバレレビュー・内容・結末

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

深く考えずアクションを楽しめる

ストーリーは若干腑に落ちないとこも、、
ニッキーあっさりと、、(´;ω;`)
トミーリージョーンズさんみるとコーヒー飲みたくなる。

あらすじ
CIAの新人リーの元に、ハッキングの情報が舞い込んだ。ハッキング先を逆探知しその人物の特定まで掴んだ時には、二つの極秘の情報を盗まれていた。一つは過去の、もう一つはこれから行われるものでハッキングを行ったのはニッキー・パーソンズという女性。彼女は情報を盗み、そのままある人物との待ち合わせに向かった。リーはチームをニッキーのもとへ派遣する。しかしそこはデモを行う民衆と、それを阻む警察達で溢れていた。リーはありとあらゆる手段を使い、デモが激しさを増す中、ニッキーの姿を捉えた。
そこにいたのはかつてCIAに所属し裏切った男、ジェイソン・ボーン。ニッキーとジェイソンは激化するデモの中に紛れながら話を始めた。彼女がジェイソンをここに呼んだのは、ある情報を掴んだため、そしてそれをジェイソンに阻止してほしかったためだ。さらに彼女の掴んだ過去の作戦の情報がジェイソンの過去に大きく関係しているもゆっくり話す暇はない。リーのチームと狙撃手に追跡されるふたり。ジェイソンは奪ったバイクにニッキーを乗せて追手からの逃走。しかし長いカーチェイスの末なんとか追ってを振り切ったと思ったのも束の間、突如ニッキーが撃たれ、二人はバイクごと転倒してしまう。ジェイソンは彼女を助けようと手を差し伸べるも彼女が動きを見せた瞬間、留めの一撃がニッキーを貫く。ニッキーは死ぬ直前にジェイソンにある鍵を渡した。その場から離れたジェイソンは、数日後そのコインロッカーを発見。中から出てきたのは銃とメモリーカード、そして彼女の手帳だった。そこには彼女がこれまで調べてきた事が書かれていた。
そしてその中の一つに座標を見つける。そこは彼女の仲間のハッカーが住む場所だった。そのハッカーに彼女から託されたメモリーカードの読み込みを頼んだ。そこにはCIAから盗んだ極秘の作戦が入っておりそれはジェイソンの父親の死に関わるものだった。
ジェイソン・ボーンが殺し屋となる前にテロで死んだ父親。ジェイソンの知らない事実が隠されていることを知った。そこで突然一本の電話が入り受話器を取ると聞こえてきたのは女性の声だった。ヘザー・リーと名乗る彼女は、ジェイソンと話をしようとする。しかし上官のデューイに阻まれてしまう。その時既にジェイソンの元にはCIAの手が迫っていた。懐かしい相手と言葉を交わすジェイソン。彼の持つ携帯に一通のメールが入る。「2分でCIAが突入する。」リーからの連絡だった。彼女は執拗にジェイソンを殺そうと狙うデューイに大きな不信感を抱いていた。リーの警告の通り、すぐにCIAが到着。しかしジェイソンは難なくその場を後にする。

ソーシャルネットワークサービスが世界中に溢れる中、一つの企業があるSNSを作り上げた。それはこれまでとは全く違う、監視の目が存在しない大規模なSNSだった。すでに登録者は何億人にも上り、その画期的なPRにより人気を確立していった。
しかし、その裏でデューイがそのSNSの創設者アーロンに取り入り彼はそのSNSの技術を使い、SNSのコンセプトとは真逆のことをしようとしていた。SNSによる世界中の監視である。それに反対したアーロンは、デューイの罠にかかる。

ジェイソンは父親の死を良く知る人物にコンタクトを取った。すでにCIAを辞めて民間企業で働いていたその男の元へと急ぐジェイソン、しかし、どこからかその情報を得たデューイ達は彼を追い、同じ場所へと向かっていた。男を見つけたジェイソンは半ば強引に真実を聞き出した。しかしそれと同時にデューイの送った刺客により、男は殺される。
なんとかその刺客から逃れたジェイソンは、逃げた先でリーを見つけた。ここに来る前に顔を見ていたジェイソンは、すぐに彼女だと分かり彼女の運転する車に乗り込んだ。
リーはジェイソンに情報を提供した。「デューイはラスベガスへ向かっている」と。彼女がジェイソンに情報を渡したのは、彼女もまたデューイを消そうと考えていたからだった。デューイこそジェイソンの父親の敵。二人は敵対する関係にあったが、その利害は一致していた。

ラスベガスでSNSのイベントに出るアーロン。彼と共に出席するのはリーとデューイというCIAの人間だった。さらに、そのイベントのよく見える所にデューイの腹心である狙撃手も待機していた。デューイはそのイベントで、リーとアーロンの二人の殺害を目論んでいた。
そしてついにそのイベントが幕を開けた。何も知らないアーロンが壇上で話始める。そしてデューイは狙撃手に指示を出した。その瞬間、ジェイソンが乱入し排気口に向かい発砲した。その瞬間、壇上にいたアーロンが撃たれて倒れてしまう。イベント会場は瞬く間に大混乱に。その混乱に乗じてジェイソンはホテルの上階へと上がりデューイと対峙するりデューイはジェイソンに、組織へ戻ることを打診する。
父親はテロで死んだと思っていた。しかしそれはデューイが仕組んだ嘘だった。ジェイソン・ボーンの父親は組織を裏切ったため殺されたのだ。そんな組織に戻るはずがない。
その時、背後で物音がした。すぐに振り向くと、デューイの側近が銃を構えていた。なんとか彼を撃ったものの、ジェイソンも腹に一発受けてしまう。さらにその機を狙ってデューイも動いた。しかし、どこからかデューイは撃たれて死んでしまった。部屋の入口に立っていたのはリーだった。両手に力強く銃を握りしめていた。
ジェイソンはその銃を取り、部屋から姿を消した。撃たれた腹を抑えながらホテルの入口へと辿り着いたジェイソン。そこで一人の男がSWATの装甲車に乗っているのを目撃する。それはニッキーを殺しアーロンを狙撃したデューイの刺客だった。
その男を追い、ラスベガスの街で激しいカーチェイスが繰り広げられた。次々と車を飛ばしていく装甲車はとうとう力尽き、刺客は人のいない場所へと消えて行った。
人知れず激しく争う二人の殺し屋。軍杯はジェイソンへと渡った。デューイもその刺客も死に、事件は収束を迎えた。

リーは情報長官にこれからのことを相談した。「ジェイソンは自分に厚い信頼を寄せている。再び組織へ戻すことも可能だ」と。そして「もし問題が起きれば消せばいい」そう告げた。リーの元にジェイソンが現れた。彼に父親の名が入った殉職者の印のレプリカを渡した。そして再び組織に戻ってほしいことを告げる。その上でCIAをよりよいものにしようと。

ジェイソンの返事はそっけないものだった。「考えておく」それだけ言い、ジェイソンは連絡方法も告げないまま姿を消してしまった。車に戻ったリーは助手席に何かが置いてあるのに気づいた。そこには先ほどの自分と情報長官の会話が録音されていた。「問題が起これば消せばいい」最後までしっかりと聞かれていたのだった。
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