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SING/シングのhalのレビュー・感想・評価

SING/シング(2016年製作の映画)
4.3
今まではスカーレット・ヨハンソンが歌うのかと思って楽しみにしていたが、ロケットマンを見た後にこの作品を見たことがもはや運命のように感じた。

ゴリラのジョニーを演じているのはタロン・エガートン。最後のショーで彼が歌うのはエルトン・ジョンのI’m Still Standing なのだ。彼はまさにロケットマンでエルトンを演じているのだが2日続けて彼の歌が聴けるとは思っていなかった。

ジョニーは家族で強盗に加担しており、オーディションのせいで父親は計画通りに逃げきれず刑務所へ。
歌手になりたいというジョニーを見限ってしまうが、テレビから流れてきた彼の歌を聴き才能を認めて脱獄、ジョニーを抱きしめる。親子愛がたった5分でここまで表現できる監督はすごい。自分の夢を諦めなかった息子と、それをついに認めた頑固な父。感動が止まらなく、涙が出てきた。

綺麗な涙だったと自分でも思っている。
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