体に悪いとは思いつつも時々ジャンクフードやコッテリラーメンが食べたくなるのと同じようにたまにガバガバディザスタームービーが観たくなります。
ペルシア軍が攻めてきたならともかくあんなハイテク宇宙ステーションの修理をジェラルド・バトラーに任せられるのかというストーリーの序盤から引っかかる。
正直予告編から想像していたストーリーとは大分違っていたが期待通りの底抜け超大作で個人的には大満足。
さすがエメリッヒ一座のディーン・デブリン。
こういう映画が流行った90年代とは違いポリティカルコレクトネスを強く意識しなければならなくなった問題もアンディ・ガルシアを大統領に配役し「メキシコに感謝しろよ。」と現政権への適当すぎる皮肉をいれる事によってクリアした気になっているところもさすがディーン・デブリン。
アメリカ主導で数百万から数千万人は犠牲を出したのに世界が一つになった適当すぎるラストも含めて期待通り。