ジオストームのさいらーのネタバレレビュー・内容・結末

災害パニック映画だと思った？？
残念！サスペンスアクション映画でした！



気象を支配した近未来テクノロジーの暴走により、全世界に異常気象が発生し人類に滅亡の危機が迫る……的な話を期待していたものの、蓋を開けてみればそのテクノロジーの暴走は意図的に仕組まれたもので、一体誰が……？どうして……？
という話。


迫力のある災害の映像も全てがチラ見せで、メインとなるのは人工衛星の設計者兄弟の友情話(？)
なんだかギスギスした兄弟なのだが、この二人のやり取りが致命的に面白くない。その割に映画の大半を占める。
犯人探しのサスペンスも安直で深みに欠けるため、特に驚きもなにもない。おまけにいきなり始まるヒーロー映画ばりのカーアクション。
とにかく脚本の質が悪く、まるでお金だけはあるB級映画のよう。


ラスト10数分なんかは映画でよく見る感動的と思われるシーンやセリフをとにかく詰め込んだだけとしか思えない唐突で説得力に欠けるもので、見てるこっちが恥ずかしくなってしまった。



ひたすらに雑な印象を受ける少し残念な映画。