ほーく

リトル・マーメイドのほーくのレビュー・感想・評価

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
3.5
【千紫万紅】
色とりどりの花が咲き乱れている様子を表していて、「千紅万紫」とも言う。

この作品については、残念なことに雑音が大きかったことは誰もが認める事だろう。

その当時の世情によって、先入観が強く生まれることもまた、映画という媒体の特徴の一つでもあるし、また、時間を置いて再度触れた時、また違う感じ方を楽しめるのも醍醐味の一つだ。

そういったことを踏まえて、今の私はこれを是としよう。

諸般の事情により、日本語吹き替えを選択したのだが、参加したキャスト陣、日本語版楽曲制作陣に最大の賛辞を送りたい。

特に、豊原江理佳@アリエル、木村昴@セバスチャンの二人には並々ならぬプレッシャーがのしかかっただろうに、素晴らしい出来だった。

そして、大塚明夫@トリトン王の破壊力は凄まじく、あの一言で落涙をしてしまったことは墓場まで持って行く所存だ。

高乃麗@スカットルも流石と言ったところ。

ということで、日本語吹き替えも是非どうぞ。


あ、作品について?

楽しかったですよ。
流石、アラン・メンケンの楽曲。
ロブ・マーシャルの描く色彩鮮やかなシーン。特に、海中・市場・ボート・エンディングは出色。

まあ、ストーリーはディズニー印だし、例の問題をクリアするためにかなり無理をしてるし、ってところで、スコアはこんなもの。

近々、字幕版も観るつもり。


で!

勿論、アニメ版(1989年)が上に決まっとるだろうが。
観てないひとは、観て!
日本語吹き替え版も!
ほーく

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