ほーく

カラーパープルのほーくのレビュー・感想・評価

カラーパープル(2023年製作の映画)
5.0
【魂之尊厳】
ご無沙汰しております。
皆さん、お元気でしょうか。
先日、またもや齢を重ねてしまったのですが、去年の今頃は毎日何らかの投稿をしていたのだなぁと感慨にふけりながら、ふと振り返ってみますと、なんと先月(2024年1月)は劇場鑑賞1本なんですよね。
更に、先々月(2023年12月)はゼロ本!
マジかー
でした。

まあ、2023年11月20日からずっと、映画館へ足を運ぶには心の余裕がないとダメなんだな、と思った次第です。

でね、久しぶりに行ったんですよ。
2024年2月10日。
実はね、その直前にとんでもない試練を突きつけられ、腹を括る覚悟を決めたんです。
不思議なもんです。
そうすると、心に余裕が出来たんですかね。
「あ、久しぶりに映画観に行こ!」
って思えたんです。
(なお、試練はその厳しさを増しております)

今回は、そんな時に観た作品について綴りたいと思います。

『カラーパープル』と聞くと、やはり巨匠スティーブン・スピルバーグを思い浮かべます。
そして、その作品にまつわるアレコレも。

しかし、実はまだ観ておりません。
いつものことですな。

そんな状態ですから、序盤は、

なるほど、こんな導入かー
綺麗な歌声だなー
面白いカメラアングルだなー

なんて思いながら、

いやはや、この時代背景は知識不足なんだよな
あの宗教、よく知らんしなぁ
うかつなこと言えんな…

とキョドってました

それがいつからでしょうか
物語に飲み込まれていました

それは多分、ソフィアが登場してから。

あの当時では、型破りな反骨精神溢れるソフィアに拍手喝采した私は大馬鹿者でした。

そのソフィアが己を貫くために取った行動、それが招いた覆せない圧倒的な上位者からの攻撃。
それから、ソフィアはどうなったか。
それは是非、ご自分の目でお確かめください。

そして、最後まで見届けてください。

最後のメッセージを受け止めてください。

そうです。
あなたは、そして、わたしは…。
ほーく

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