【異常偏愛】
2024年1月13日。
やっと、この瞬間が来た。
地獄のような高熱に身を焼かれ、絶え間無い咳込みに頭を締め付けられ、2時間程度の映画を完走できないほど体力を奪われた5日間。
感染力の高いインフルエンザウィルスを撒き散らす危険性がある程度低くなったということで、俺の自宅待機期間は終わりを告げた。
正直、それほど体力は戻ってはなかったが、どうしても行きたかったんだ。
『 レザボア・ドッグス』
三大 my favorite movies の一角。
大好きだけど、映画館で観たことの無い作品。
それが、デジタルリマスターとして復活。
これを観ずして何を観る!
ま、その割には、いつの間にか始まっていて、遊び呆けて、アワアワしてた訳だけど。
それはともかく、その日は朝からソワソワしてたんだ。
もちろん、ネットでチケットは購入済。
夕方まで、体力を温存するつもりだった。
でもな。
分かる?
ソワソワし過ぎると、じっとしてることさえ困難になるんだ。
行きましたよ、朝カレー🍛。
大好きな、すき家。
超絶美味かった。
その後、1週間寝込んでたので、下手になったと不安で仕方がないダーツのリハビリ。
昼飯は、わざわざ高速を20分ぶっ飛ばして、インドカレー🍛を食べに。
タンドリーチキン、美味かった。
タイトなスケジュールは、まだ終わらず、子供たちをスイミングスクールへ送り届け、気がつけば、ツレとの待ち合わせ時間ギリギリ。
待ち合わせ場所へ着き、ほっと一息。
ツレが来るのを待ったんだ。
だが、アレレ?
連絡ないぞ?
あちゃー、起きれなかったかー
まあ、体調不良気味でもあったもんな。
どーって事ない用事だったら、苦笑いしながら時間つぶししてたんだけど、今日は違う。
特別な日なんだ。
可能な限り待機した後、映画館へ向け爆走した。
到着したのは、上映開始10分前。
入場特典のポストカードを受け取り、席に座る。
想像以上にデカいスクリーン。
かなり疎らな座席。
いいじゃないの。
ベストポジションの両隣は、空席だ。
どっぷり満喫しようじゃないか。
作品について、アレコレ語ろうとは思わない。
思い入れの強い作品を冷静に語れる訳ないし、手垢のついた凡庸な言葉を並べるほど野暮じゃない。
だから、X(旧Twitter)にも、こう投稿した。
パーフェクトだ。
これ以外の言葉が必要か?
そういうことだ。