ニール

バリー・リンドンのニールのレビュー・感想・評価

バリー・リンドン(1975年製作の映画)
3.0
18世紀ヨーロッパを舞台に、ある男の栄光と没落を描いた作品。

キューブリックによる伝記的映画。原作長編小説を大幅に縮めて構成されているそうで、確かに話が一気に飛ぶ印象はある。

とはいえ野心と愛憎渦巻く人間ドラマとしては面白く楽しめた。

遠巻きの戦闘シーンが印象的。戦列歩兵は何度観てもとんでもない戦い方だと感じるとともにな様式美も感じてしまう。

バリーを演じたライアン・オニールが絶妙。

歴史的背景を知ってから観るとまた味わい深いだろう。原作もいずれ読んでみたい。
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