シリーズ全作観たので意気揚々と観に行きました！とはいえ、そこまで期待はしていなかったのですが(笑)、想像以上に面白かったです！個人的なインディシリーズ最高傑作である3の次か、同等くらいには好きになりました！！！
まず、良かったところは、本作のメインである考古学要素と、SF要素(こちらはいらない派もいるとは思いますが)がパワーアップして帰ってきたところです！！シチリアやギリシャなど、地中海沿岸は考古学を語るうえで外せない地域ですが、今まであまり登場しなかったので、その舞台設定も素敵だなと思いました。
また、アクションシーンも、接写が多くはありましたが(多分年齢的に実際にやるのは厳しいからかな)、うまい見せ方で非常に惹き込まれました。
それから、豪華俳優陣もとても良かったですし、キャラクターもそれぞれ魅力的だと感じました。前作から続投の方もいて嬉しかったですし、予習しといて良かったです！
ただ、手放しで褒められない部分もあります。例えば、全体の流れは結局今までと同じテンプレです。前作でやっとナチの時代終わったか…と思ったのにまた復活させてきたのには、びっくり通り越して苦笑でした。笑 しかもまた、ドイツ人役をデンマークの至宝にやらせるという…。こういうのってドイツ人的にはどうなんでしょうか？
また、インディシリーズは特にですが、他作品でも、主人公男性は老いていくのに、若い女性ヒロインをあてがう構図があまり好きではなく、本作でも親子的関係性といえども残っていたのは残念でした。ただ、ウォンバットちゃん自体は素敵でしたし、オチなんかはむしろそれとは真逆の展開になったので、最終的にはそこのイメージはなくなったかなと思いましたが。
前作の4が個人的にはシリーズでいちばん微妙だったので、そこで終わらずに良い作品を作ってもらえてすごく嬉しかったですし、観てよかったです！！さすがにまだ続けるのは大変そうですが、やるなら観ます。笑
