〈/誰のために“勝つ”のか/〉
【Introduction】
-乱れる呼吸-
-指の震え-
-額に滲む汗-
-泳ぐ目線-
-揺らぐ脳内-
────この戦いの形は、目に見えない。
本人達にしか分からない。
ヒリヒリと刺すような空気を。
2人を包む神聖な空間を。
張り詰めた時間を。
命を削るやりとりを。
僕達は想像するしかない。
-なぜなら-
-勝負の間-
-彼ら以外の-
-あらゆる存在は-
-この世界から-
-消滅するから-
【Review】
前編見てしもたし、こら後編も観なあかんやろということで今作も観賞。
前編とは違うアプローチをしており、また違った味わいの映画となっておりました。
....あのね、悩ましいことにですね、大学生になったから劇場観賞料が1000円から1500円に値上がりしたのですよ。1ヶ月前まで1000円で観れてたのに、クソが、、ということで今回は僕、かなり厳しめです。
(ほぼ八つ当たりやないか！)
まずね、THE.邦画！！ってなくらいに泣くシーンが多い！！！常に誰かしら泣いてて画面がもう泣き顔の飽和状態！！これ、邦画の悪いところだと僕は思うなぁ、、。
んで次！イジメパートのラストの有耶無耶にして終わるかんじ！！
（今回は主人公の友達のひなちゃん(三姉妹の次女)が学校でイジメを受けるパートがあります）
イジメ描写自体は目を背けたくなるくらい詳細に描けてるのに、なんなんあの展開。担任の溜まり続けたストレスが決壊して、、解決？ハァ？
あんな大騒動にならないとイジメなんてなくならないよと製作陣に言われているようでなんか腹が立ちました！主犯格も反省してないしな！！
はい次！零くんの頑張りが空回りするパート！
(姉妹の父親と名乗る男に対して)すっげえやな奴になる零に多少は引きましたが、それでも姉妹(特に長女)の対応には納得いかないところがありました。(今日は帰ってくれるかな？ってセリフ、あなたが思ってるよりも殺傷能力高いですよ)
まぁその後の零のゴミ箱のくだりもなんだかなぁ〜なんですがね。このパートは全体的に苦手でした。
....まだモヤモヤは消えませんが、これ以上言うと今作を嫌いになってしまいそうなのでこのくらいでとどめておきます。悪い映画じゃないのです。ただ、どうも上手くまとめすぎたなというか、キレイに終わらせすぎたなという印象があり、、。
ま、斉木しげるさんが楽しそうだったからいっか♬
【digression】
前編は三女推しでしたが、後編は次女推しに変わりました！！
