実話を元にした作品
92歳。
一人暮らし。
車の運転中、交差点で立ち往生。
トイレに座ってる状態から立てなくなる。
彼女が記してる「1人で出来なくなったことリスト」の項目がどんどん増えていく
人間誰しも寄る年波には勝てない😢
そして何よりも
やる気、覇気がなくなっていく
精神というか、脳というか
体力だけでなくそっちも衰えて然り
今は元気でも
近いうち1人の生活もままならなくなるだろう
それは家族にどれほどの迷惑をかけることになるか😣
かと言って、施設でベッドに寝かされ
オムツ交換されるなんてまっぴらごめんだ
自尊心はあるのだ
だったら…
自分で自分の死に時を決めたい
自ら終止符を打ちたい
薬を飲んで眠るように死ねるのなら
…と、還暦過ぎた自分も共感だ
そう告白した時
家族はどう思うのか
死ぬなんてヤダ、絶対ダメ
生きて。
それも子供の立場になって考えればまた共感😞
でも、病院でオムツを履かされた母を見て娘は決意した
母の尊厳死を認めようと。
辛い決断だ😢
死にゆく人と、残される家族と
それぞれの葛藤
そんな中、ヘルパーのヴィクトリアの
底抜けの明るさ、おおらかさに救われる
他人事じゃない
誰もいつしか通る老いていく自分と
その家族
ああ、せめても
早いうちから、不用品の処分を始めておこうと思ったのでした