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ドラゴン・タトゥーの女のLEONkeiのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.8
スウェーデン版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を観賞しているので、ストーリーは分かっている前提でもデヴィッド・フィンチャーの色が出ているように感じました。

『セブン』や『ゾディアック』に見られるように、重々しい中にシャープな切れ味が感じられ派手さは無くとも十分楽しめたかなと。

あえて言えば英語とスウェーデン語の違いで、スウェーデン版の方がリアル感を増しているように感じます。

やはりミカエルよりリスベット役が注目でスウェーデン版のノオミ・ラパスは張り詰めたピリピリした少年のような危なさに対し、こちらのルーニー・マーラは素朴の中にクールな少女の影を醸し出した印象。

どちらも特長があって、いいんじゃないでしょうか。

ミカエル役のダニエル・クレイグは3部作全ての契約を結んでいるらしいですが、2部はいつになるんでしょうか。少し工夫が必要かも…(u_u)
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