スウェーデン版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を観賞しているので、ストーリーは分かっている前提でもデヴィッド・フィンチャーの色が出ているように感じました。
『セブン』や『ゾディアック』に見られるように、重々しい中にシャープな切れ味が感じられ派手さは無くとも十分楽しめたかなと。
あえて言えば英語とスウェーデン語の違いで、スウェーデン版の方がリアル感を増しているように感じます。
やはりミカエルよりリスベット役が注目でスウェーデン版のノオミ・ラパスは張り詰めたピリピリした少年のような危なさに対し、こちらのルーニー・マーラは素朴の中にクールな少女の影を醸し出した印象。
どちらも特長があって、いいんじゃないでしょうか。
ミカエル役のダニエル・クレイグは3部作全ての契約を結んでいるらしいですが、2部はいつになるんでしょうか。少し工夫が必要かも…(u_u)