イッコーストレスシネマ

ドラゴン・タトゥーの女のイッコーストレスシネマのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
5.0
素晴らしい、大好きな映画がまたひとつ増えました。
観ようか考えてる方、ネタばらしはしませんからご安心を。

獣の眼、そうですね、近いところだと、犬とか猫、小さい子供の眼でもいいです。
じ~っと見つめたことありますか?ある方は思い出してみてください。
迷いが無く、よどみもなく、吸い込まれそうなあの眼。

かたや、安穏と日々を繰り返し、ごまかし、とり繕い、疲れた、人間の眼。

の眼とゆう表現を使っていますが、人間もあの眼であり続けられるんです。

ただ、堕落し、安穏に溺れ、生きるほんとうの意味を見失ったままでよしとする人間が多いと言ってるだけで、獣の眼ではなく、「生きている眼」と言った方が、近い表現になるかなぁ。

もう一方を「死んでいる眼」、よく、死んだ魚の眼とか言いますね。
ヒロインの彼女は、雑に言えば、本能で生きています。

腹が減ったから、食う。気は遣わない。

本能とは、動物性を差すニュアンスで捉える方が多いはず。だから雑なんです。
言葉のくくりが。

だから、ずれる。表現がずれて伝わるのは、しょうがない。
でも最小限にしたいんです。
こだわると難しい表現が増えて逆に分かり難くなっちゃうでしょ?

なので、僕なりに表現すると、「臭い」・・・くさいじゃないですよ。
においね、におい。

続く。。

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