2018年３月３日
『エル ELLE』 2016年制作
監督、ポール・ヴァーホーヴェン。
他に『トリック』『ブラックブック』『氷の微笑』
の監督作品がある。
この映画はなんと言っても、主役のゲーム会社社長を演じた
イザベル・ユペールさんが光っています!!
素晴しい！ 成りきり！！ 魅せます♡
それにしても、映画を観ながら思ったのは、セコムホーム
セキュリティを付けるべきだ。
自動車事故に遭ったら、すぐに保険会社に電話をすべきだ。
・・・日本だからそう思うのか、フランスではそのように
考える人はいないのか？？
ゲーム会社の経営者ミシェル（イザベル・ユペール）は、
一戸建てに一人暮らし。
父は刑務所、母は若い愛人と二人で暮らし、息子は恋人と
一緒に、それぞれ別々に暮らしている。
ある日、ミシェルの自宅に覆面の男が押し入り、強姦される。
留守中にも誰かが不法侵入している形跡がある。
会社では新しいゲーム制作に関して、誰かの嫌がらせがあり、
密かに犯人を探し出す。
母の死、そして父の自殺、更に息子の子供は別な人が父親か？
加えて、ミシェルに強姦の危害を加えた犯人は！？
ミシェルの冷静な性格というか、さすが女社長！これほどの
性格だからこそ、会社経営できるのかもね。
映画の初め頃は、結構年齢を感じていましたが、映画進行と
ともに、ミシェルが次第に魅力的に見えだし、その屈折した
性格までもが素敵な女性にまで見えます。
イザベル・ユペールさんあってこその、この映画です。
