3.9
観た回数:1回
直近の鑑賞:Netflix(20.03.10)
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【STORY】
家畜とは知らず、品種改良された "スーパーピッグ" のオクジャと絆を深めながら育ってきた少女ミジャ。
育ったオクジャは大企業に連れ去られてしまい、ミジャはオクジャを追いかけ故郷の山を飛び出す。
【食育映画】
豚や鶏を子供達が育て、涙の出荷…
"食育" の授業について耳にしたことはありますが、僕の小中学校ではありませんでしたし、今の時代はやってないんでしょうかね。
今作は、少女が共に育った豚(?)が食用だったという、まさに "食育映画" の一面を持っています。
「普段食べている牛や豚も、人間の手で突然殺され、肉塊になっている」という事実を改めて考える機会になりますね。
【必要な犠牲か、虐待か】
今作にも現実にも、動物を殺し食べることに反対する人々は存在します。
どこまでが必要な犠牲か。
そもそも思考できる生物・人間として、動物を食べること自体が残酷過ぎる行為なのか。それとも品種改良や遺伝子操作まで行くとアウトなのか。
鑑賞後の行動や生活態度に変化がなくても、この映画を観てそういったトピックについて思考するという事自体が大切だと思います。
僕も今まで通り肉を食べますが、口先ばかりで忘れていた "いただきます" の精神を思い出させられた気がします。
【豪華キャスト】
韓米合同製作の映画というだけあり、ポン・ジュノ監督の元にハリウッドスター達も集結！
特にティルダ・スウィントンとジェイク・ギレンホールが、超個性的な役でハジけていました。
今作でもティルダは1人2役やってるんですね笑
