焙煎マン

トイレの花子さん新章 花子VSヨースケの焙煎マンのレビュー・感想・評価

2.5
まずタイトルで花子さんは分かるがヨースケって誰!?というのが大多数の反応であろう。

ヨースケの正体はネタバレ防止で必要以上には明かしませんが、結論から言うとこの作品のオリジナル怪異です。

しかし、花子さんという全国レベルで知られている怪異と対峙させるには無理がある

例えるなら唐突にTVでメイウェザーVS俺が公開され、「いやこいつ誰だよ!」となるような、どう見ていいか分からない困惑を抱えつつ視聴

展開はオーソドックスなお祓い師が依頼を受けて怪異と立ち向かうという普通によくある話。

ここで面白かったのが、主人公の切り札が幼少期に仲良くしていたトイレの花子さんという設定。(花子も何故か成長していて胸も背もデカい)
ただ、この設定にはこれ以上の掘り下げが無いので、何故子供のころ途中から見えなくなってしまったのか?花子さんはいつから主人公を守っていたのか?等が曖昧で消化不良

ラストシーンでは花子さんと寄り添う主人公がどこかに旅立つカットで終わるので、これが深夜ドラマの第一話なら面白くなりそう!と言えるが、正直映画としては続編前提で序章だけ作って力尽きたという印象に尽きる
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