焙煎マン

複製された男の焙煎マンのレビュー・感想・評価

複製された男(2013年製作の映画)
2.5
予告編やタイトルでミステリーを期待した方にはガッカリ映画になると思う

実際のところ何故瓜二つの二人がいるのか?は謎のままでシチュエーションを恐ろしげに映すだけのスリラー映画

二人が出会うまでは実際スリル満点で楽しめたが、出会ってからはドンドンと尻すぼみになっていく

俳優のほうの主人公が「秘密クラブに通っていて」「浮気願望が強い」というのは一応前フリとして「またあの女のところ?」という奥さんのセリフがあるけど、フリとして弱く「夫婦仲が悪いのかなー」程度にしか思えなかったのでやや唐突に見えた

蜘蛛を支配、コントロールの象徴として映したいのは冒頭から10分以上も支配、洗脳、独裁について解説してるのでフリが効いてて分かりやすかったけど、オチはソックリな男がいる!という分かりやすいシチュエーションにそぐわない遠回しメタファーでガッカリ、予告とタイトルに騙された感

ジェイク・ギレンホールの演技は良かった
焙煎マン

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