ダウンセット

マンチェスター・バイ・ザ・シーのダウンセットのレビュー・感想・評価

4.0
オープニングの風景描写、登場人物達の心理を上手く投影している時折挿入されるマンチェスターの街並み。兎にも角にも切ない。
過去の過ちを悔やみながら生きる。乗り越えられないと呪詛を吐く。劇中、ケイシー・アフレックが一度だけ見せる笑顔の演出がたまらない。大切な何かを失った人だけが表現できる微笑みに胸を鷲掴みにされた。
路地で展開される元夫婦の会話劇が本作のハイライト。

カーラー・ヘイワードのキッチンで魅せる巨乳っぷりに目を見開いてしまったのはココだけの話です。