鑑賞後の余韻がすごい…。
この終わり方はとても好き。
現在のストーリーの合間に
思い出す形で過去の映像が流れるのが
なかなか辛かったんだけど
それよりもさらに
その経験を経て今この町にいる
リーの気持ちを考えると
余計に胸が締め付けられた。
自分の犯した過ち、後悔は無くならないし時間が解決してくれるとも限らない。
リーは許しを求めている訳じゃないし一生自分自身を責め悔み続ける気でいるのが分かる。否が応にも過去と対峙しなければならない不幸が起こり、町に戻ってきた彼にはまだ心の準備ができていなかった。
そんな中のミシェルウィリアムズとの会話のシーンはエグかったなぁ…あればズルイよ…自分が楽になりたいだけじゃんね。自分はもう前に進む準備ができたからって相手の傷を全力で抉りに来るんだから。
変わらなきゃいけないのか?
事実に向き合って
前に進まなきゃいけないのか?
どうしても乗り越えられない
乗り越えたくない痛みがあるなら
逃げても、目を背けても良い。
そういう答えを見せてくれる
後ろ向きだけど前向きな映画。
あとパトリックの描き方が1番人間味があって24時間偲ぶ必要はないしピザ食べたくなるし17歳の男の子らしく遊ぶ事も大事だよね。
そういう悲しみの乗り越え方もある
マット・デイモンありがとう
グレートウォールを優先してくれて