実際の事件に基づく物語。
これを観るまでは、「ネイティブ・アメリカン居留地」なるものが存在することを知りませんでした。
すべてを奪われ、追いやられた者たち。
「ここでの選択肢は、生きるか、諦めるしかない」というセリフがとてつもなく重い。
誰かの自由を奪って得た自由。
アメリカの闇を垣間見た。圏外にいる僕には何かを物申す権利も資格もないけれど、知らなかった世界のことを知り、考えることができるのは不謹慎ながら幸いだなと思う。良くない事実であろうが、知見を広げるってことは大切なこと。
翻って、自らや周りの大切な人を守ることに繋がるかもしれないのだから。