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ブレイク・ビーターズのblacknessfallのレビュー・感想・評価

ブレイク・ビーターズ(2014年製作の映画)
4.3
社会主義だからなのか?受け手が日本と違い真面目なのか謎だけど、1985年の東ドイツではブレイク・ダンスが大流行しカウンター・カルチャーとして火を噴いてた。初耳なので知的好奇心を掻き立てられた。資本主義下でよくあるストリート・カルチャーの精神が骨抜きにされ形だけのモノにされて単なる新しい娯楽として消費されていく過程は社会主義下でもまったく同じでびっくりと落胆と苦笑いが。そして流行が行き渡る頃には形ばかりでパッションのない偽者(ポーザー)ばかりになる。主人公もそうなりかけるが、報酬の誘惑や政治の圧力をはね除けてカウンター・カルチャーの精神を取り戻す。この過程がいいんだよ🎵うまく撮ったね😀要するにこれは縁遠い場所の関係ない話じゃなくて、普遍的なテーマを持った痛快な青春映画!欺瞞と圧力に抗う者は美しい。。
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