バムセ

恐喝少女のバムセのネタバレレビュー・内容・結末

恐喝少女(2015年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

あらすじで期待せず、駄目だったら、観るのを止めようと思っていたのですが、主演のカップルのナチュラルな演技の可愛さに惹かれて、最後まであっという間に鑑賞しました。新鮮な作品でした。

母子家庭に育つ売春をするヒロインと、美人局の彼氏。倫理的にはアウトなのでしょうが、ふたりの仲良し振りが眩しいです。

しかし、妊娠の発覚、彼氏の仲間からの恐喝、母の再婚相手が売春相手だと判明、更には、ヤクザからの恐喝とふたりは追い込まれていきます。大人を舐めたツケが回る訳です。不安をフリスクを噛み締める事で、頑張る彼女ですが、妄想や悪夢に蝕まれていきます・・・

淡々な会話劇の間が良い緊張感を持たせてくれます。ホラー的、ヤクザ映画的な演出には、びっくりしました😱唐突にヒロインの感情を表現するギターノイズや童謡の演出はチープな感じがしました😅

知らない役者さん達というのもあって、先があまり読めない展開、B級臭漂う作品でしたが、掘り出しものを見つけた感じで満足です。
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