ボーはおそれているのバムセのネタバレレビュー・内容・結末

好みでは無いのですが、過去作で気まずさと薄気味悪いシーンが印象的な監督さんの最新作。上映時間の長さもあり、敬遠してたのですが、既に近所のシネコンでは朝1回のみの上映になっているので、慌てて鑑賞。相変わらずの不気味な世界観でしたが、過去一、受け入れやすかったです。

冒頭の誕生シーンにはびっくり。最近、ギャスパー・ノエ「エンターザボイド」を観たはがりだったので、話が続いているかと錯覚しました。あちらと同じく不安症⁈のイかれた日常でしたから。全力疾走のタトゥー男に、天井張り付き男、やば過ぎです。戦没者遺族の変貌、森の謎の劇団と妊婦、別れた息子たちと再会と思ったら、童貞であるとの独白、トラウマになりそうな腹上死に毒母と男根親父、笑うしか無い終盤の展開。そして審判。

理解不能、ユダヤ教やキリスト教の世界観なのかな？って勝手に解釈しつつ、何故だかテレビ版「エヴァンゲリオン」を思い出して、トイレに駆け込みました。