フリーダムライターが響いた自分には、とても良い作品でしたが、あれ？待って、1人だけ参加を途中で抜けたヒゲのある生徒に、後々なんのフォローもなくね？あれ、てっきり最初にやらねぇ！って言った女の子と一緒で収容所にいたユダヤの方のお話を聞いて改心する的流れだと思ってたけど、途中いつのまにかコンクール発表会のホテルにはいるし、ゲゲン先生もヒゲだけ参加してないのに全員一丸で成し遂げた快挙よ！みたいになかったことのように扱ってるし、知らない間に仲直りした？？私の存在しない記憶が？？
あとゲゲン先生が吉本新喜劇のすち子に見えてしまうこと以外はとても素晴らしい作品でした。乳首ドリルを最初にいちいち茶々入れるお調子者の生徒にするんじゃないかとハラハラしましたよ、私は。
そんなふざけた内容の訳ないんですけどね。
落ちこぼれの生徒たちが成功体験とともに自信をもっていくというのも良いですし、なんの罪もない子供たちやユダヤの人たちへの大量虐殺というナチスが行った愚行を知ることで、その歴史に目を背けず忘れ去ってはならないということを生徒たちが知っていくのも良いですね。ただ生徒が実際、コンクールでなにを発表したのか？そこが映されていないのが残念でした。
