もうデッドプールの軽佻なノリには慣れました。
だから、冒頭から軽口、無駄口たたきまくりのデッドプールの語りもとても楽しめましたよ。
X-MENシリーズを見てきた人には色々にやけられる台詞やサプライズシーンもあり、見てこなかった人でも十分楽しめるストーリーでした。
家族を作りたい主人公ウェイドのファミリー映画でした。もちろん、「ファミリー」と言ってもR指定の本シリーズ。当たり前のようにグロがあるから気を付けてください。
保護施設で虐待されたミュータントの少年が復讐に捉われて憎き男を殺すことで、脅威的な殺人ミュータントに変わってしまう少年の運命。その運命を変えて、彼を救うためにウェイドが奔走します。つまり、今回は子供のために身体を張る"ファミリー"映画なのです。
個人的には「幸運を掴む」超能力の使い方がお気に入りでした。
ラッキーだけで敵を倒して生き残るなんて、どんな猛者でも太刀打ちできないじゃないですか。普通にX-MEN本編でも活躍して欲しい贅沢なミュータントだったと思います。欲しいなぁ、あの能力。
え……あの一瞬映った人、ブラピだったのか！！全然気付かなかったです。
デッドプールに愛でられていた忽那汐里にも、もっと活躍してもらいたかった。
