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ビルマの竪琴 総集編のmajiziのレビュー・感想・評価

ビルマの竪琴 総集編(1956年製作の映画)
3.0
感動的な物語なんだけど、これはかなりファンタジーだと思います。

現実は逃げ出すために僧侶に化けた兵隊が多かったということ。

ビルマや収容所の実態を知らない原作者の理想でしょうか。

そもそも上座部仏教は僧侶の音楽演奏は禁じられているので肝心の竪琴の意味が!笑

オウムの使い方なんかはすごくいいんですけどね。

ビルマの収容所については会田雄次氏の著書「アーロン収容所」が詳しく、現実と理想の乖離が大きいことを感じました。
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