ガール・オン・ザ・トレインのかわさきのネタバレレビュー・内容・結末

ある事実が明かされることで、レイチェルの印象がガラッと変わる。
レイチェルもレイチェルで結構とんでもないことをしているのだけど、それがちっぽけに思えるぐらいトムの発言や行動がクソすぎた。隅々まで女性軽視がたっぷり染み渡っていた。
レイチェルに対するリスペクトがあれば、お酒を沢山飲んでしまう気持ちにも寄り添えたかもしれないのに。
欲深いのは女じゃなくてトムだし、不能なのもトムです！一生責任を取らせると言ったメガンの強さよ。搾取される側として生きてきた経験が、彼女の強さを生み出していたのかな。そうとしか生きられなかったのなら、とても残酷だけど…。
最後の最後まで女に罪を擦り付けようとするトムは反吐が出るほど最低だった。そりゃアナに追い打ちもかけられる。
時を遡ることが多く、レイチェルが誰に対してどんな疑いをかけてどんな行動をしたのかが理解しきれないところもあった。
それでも、飽きることなく最後までハラハラしながら観ることができた。