ゆう

ロスト・バケーションのゆうのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
3.5
1 最近の自分
最近、人間の成長する姿を見ると感動してしまう。なので、映画にもそれを見出だしている自分がいた。冒頭から終盤にかけて、主人公が何か一つでも壁を乗り越え、成長した姿が見たい。だからどんなジャンルの映画でも、そのような尺度で映画を観てしまっている。要するに、元気をもらいたいんだろうと自分ながらに解釈する。あの人も頑張ってるんだから、お前も頑張れよと。

2 おやおや?
さて、今作はなかなか前評判が高く、期待をして観に行きました。ブレイクライブリーがサメに襲われる映画か。そして、鑑賞すると、主人公は母親を亡くしていると。なるほど、サメとの闘いを通して、成長するのね。いいじゃん!こんな感じで、観てました。で、途中で気付くんですね。おっと、見誤っている!? 母親の悩み要素とか出してきますが、そんなに重要じゃないですよね。

3 馬鹿だった自分
今作の冒頭、サッカーをしていた少年が、浜辺でカメラを手にする。映像を見てみると、サメだ。そう。サメなんだ。この時点で今作はシンプルなメッセージを発している。これはサメの映画ですと。お前ら観客を今からビビらせますからねと。明確な意思表示をしているんですね。そんなこと当たり前だろって思いますよね。しかし、彼の発言には、あるメッセージ性が含まれているだとか、最近そういう映画多いじゃないですか。ここまで直球に、馬鹿正直に向かってくる映画は最近あったかなと。好感が持てました。

4 再確認
やはり映画は様々なジャンルがあり、それに従い観客の向かっていく感情や感想など多々あるのだなと、再確認しました。結局読んでいる皆さんにとっては、いやいや当たり前でしょ、というようなことをだらだら書いてしまい、投稿しようか、全部消すか、迷いつつも、なぜお金を払って、怖い思いさせられたのに、満足しているのだろうと自問自答する私は、夏休みの突入に安堵感を覚えています、というようなレビューをよろしくお願いします。
長いですね笑
ゆう

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