おーたむ

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。のおーたむのレビュー・感想・評価

3.7
なんとなくラブコメっぽいタイトルに惹かれて見てみました。
うーん、評価が難しい。

ぶっちゃけ、話自体はさほど目新しくはなく、実話ベースと言われても、まあそうでしょうねという感じ。
タイトルほど母親のハードルも高くないので、普通というかむしろぬるめの恋愛もので、噛みごたえを期待するような映画じゃないように思います。
ところが、ヒロインである台湾人リンちゃんのキャラクターが作品を牽引するほどの魅力を発揮しているので、なんとなく最後まで見れてしまいます。
敬語ベースの片言で日本語を操り、感情豊かで100%の笑顔、好きの気持ちを隠そうともせずどんどん追っかけてきてくれる、超絶かわいい美女って、ねえ。
女性がモギさんを見て魅力を感じるのかは不明ですが、男性ならリンちゃんを見てなにか魅力を感じるんじゃないかと思うし、その意図どおり描けてるという一点においては評価に値するのかもな、とも思ったり。

まあ、だらりと気軽に見るような映画でしょうが、見る人によっては、心の中のどこかのポイントを変にくすぐってくる映画かもしれません。
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