このレビューはネタバレを含みます
お久しぶりのレビューです。
転職して、資格試験の勉強中ずっと映画を観たくて我慢してたのを解放してます笑
ま、チョイチョイ観てたんですけど(^-^; 追々レビューしていきます。
まずは、今年最も気になっていた今作から！
正直、前作を越えたんじゃないかって思います。
総製作指揮として、リドリースコットが係わるのはもちろん、今年はこの人の年だろ！と言いたくなる監督にドゥニヴィルヌーブ。
ロジャーディーキンスの俯瞰を多用する撮影も大好きなので、このタッグは安心して観られました。
心配だったのが、監督の作品を担当していた音楽のヨハンヨハンソン。
彼の音楽は、音楽というよりは音響なんですよ。それがいいところでもあるんですよね。ボーダーラインなどは、彼じゃないと醸し出せない音楽でしたけど、ブレードランナーとなると…
前作を監督が忠実に踏襲するという情報があったので、前作のヴァンゲリスを踏襲するなら、ハンスかなぁと思ってたら、ヨハンが降りてハンスが加わるということに。これは正解でした！見事にマッチしてました！
さて、今作ですが、まずKがレプリカントという設定に、え？ってなるんです。
前作のデッカードは、一応humanでしたので。
これが伏線というか、効くんですよ。
Kは何者なのか？
デッカードとレイチェルのその後をテーマとして扱ってます。
これはすごい展開ですので、伏線の張り方もなかなか凄かった！
そっちかぁ～‼と鳥肌立ちました。
今作は、前作で描かれたhuman beingとレプリカントという倫理も踏襲しつつ、AIのhuman beingになりたいという感情も訴えてます。
アナデアルマス、好演でした！
レプリカント反乱軍と、ウォレスとの決戦…観たいです。
ハリソンが生きてるうちに。
続編がまた35年後なら、自分も生きてるか分からんですよ💦
