このレビューはネタバレを含みます
診療時間後になったチャイムを無視した女医が、そのチャイムを鳴らした女性が死体で発見されたことで、犯人を自分で追う様になる話。
ダルデンヌ兄弟はリアルで淡々としたスタイルが持ち味だと思うんだけど、あんまりミステリーチックなストーリーは合ってないのではという気がした。
犯人はわかって、移民の話なのだとわかるのだけど、それでも淡々と進む。テーマはそれでも、主人公の日常は続くってことなのかな。
犯人探しよりも、主人公が冷たくした研修医に謝ったりとか、診察のために定期的に通っていた患者に感謝されたりとか、結構そういうシーンの方が印象に残った。