ギャス

わたしは、ダニエル・ブレイクのギャスのレビュー・感想・評価

3.3
ただ真面目に
人の役に立つように
そう特別に大義でもない普通の正義と信念を持って
生きてきた老人に、
なぜこのような困難が押し寄せてくるのか。

若者の生きる世界と、老人の生きる世界はそんなにも違わない。
お互いに手を差し伸べてどうにか生きていく。
そこにも困難が。

この社会の不条理を観る側にじっくり体験させて、
まるで当事者であるかのような憤りを感じさせる。
この怒りにどう向き合い、
どう行動していけばいいのか、
改めて考えた。
ギャス

ギャス