まちだねこ

わたしは、ダニエル・ブレイクのまちだねこのレビュー・感想・評価

3.9
労働者、somewhere、持たざる者。なんとでもいいようはあるがどんな言葉も彼を言い表してるとはいえない。それは単純に一側面でしかない。人間は立体的だ。

この映画は、ダニエルブレイクを描くことで、彼と同じ境遇に置かれている/これから置かれるかもしれない、人々の思いを立体的に描いている。可哀想だなんて言葉ではない。これはケンローチの怒りなのだ。