まちだねこ

きみの鳥はうたえるのまちだねこのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
3.8
一番自由に生きている"僕"。自由に生きているからこそ、何にも縛られないからこそ、何も頼ることが、なくなってしまう。ふと気がつくと何もない。その、一瞬の快楽のみに身を任せて、波に漂うように、ただただその波の中から新しい木片を見つけてしがみつくように、しか生きられない。切なくて刹那いものがたり。