まちだねこ

チワワちゃんのまちだねこのレビュー・感想・評価

チワワちゃん(2018年製作の映画)
3.7
90年代のバブルはみんながみんな快楽に溺れてその瞬間を楽しんでいた。
この映画の舞台は現代。あの頃のようにみんなクラブでは踊るけれども、底抜けの明るさなんてものはなくて何かしらの不安をみんな抱いてる。その不安をぶち壊してくれるのがチワワちゃん。希望だったはずの彼女もいつしかそんな絶望の中に取り込まれてしまう。今を切り取ったとても刹那的な映画だと思った。