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藍色夏恋のsnatchのネタバレレビュー・内容・結末

藍色夏恋(2002年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公の女の子が同性の友達を好きになる気持ちも、その主人公を好きになる男子の気持ちも全く同じ…性の境界線が消え、人を好きになる自然な気持ちが伝わってくる。こんな目線の話しを作れる人は本当に優しい‼︎と思った。
二十年前の映画なのに今開けたみたいに脈打っている✨
「カランコエの花」の真実味とはまた違い、こんな話しも欲しかった!

十代の女子の大人に生き急いでいる感のゆらつく彼女と、子どもみたいな一直線の張志豪。でもさっき繋いだ手を大事にかざし見つめる彼女の気持ち…
今の私は同性が好き、でも孤独になるのではなく、自分を好きになってくれた彼の人間的な優しさに触れて、もしかしたら数年後、異性を好きなる自分も想像ができる、この未来へ羽ばたかせるラストがすごくいいー❣️

お母さんも好き。キズついた心は他人にも自分にも治せない。やっぱ時が過ぎていくしかないのよね🥲

🌱緑の葉っぱの台湾に音符が聞こえて〜疾走する二台の自転車の気持ちがどこまでもどこまでも透きとおっていく映画でした🚲🚲
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