張り詰めた静寂から突如始まる銃撃戦。ここの戦闘シーンは物凄い迫力で、銃弾、手榴弾、火炎放射器の雨あられ...。しかも戦闘シーンがとにかく長い!この場面だけでもこの映画を観る価値があります。
ストーリーは主人公デズモンドが自分の信念を貫き、武器を持たずに戦場のハクソー・リッジで次々と仲間を助けるという英雄伝。
武器を絶対に持たないという信念に至った経緯や、戦場に赴くまでの人間ドラマがしっかりと描かれています。
親子愛、恋愛、友情、凄まじい戦闘シーン、そして実話・・・
戦争映画としての指標が無駄なく盛り込まれていて、しかもテンポよく展開されるので、全く飽きが来ず、あっという間の139分でした。
ただ…個人的には戦争の虚しさ、儚さ、不条理が描かれている戦争映画が好きなんだけど、そこのところはあまり感じなかったかな。