「ライ麦畑でつかまえて」懐かしい。学生時代に読んだわ。文学部やったさかいなんか読まなあかん雰囲気やった。なんか主人公が文句ばっかり言うてたん覚えとうわ。
「ライ麦畑」がどないして産まれたんか、めっちゃ分かりやすう描いてたわ。第二次大戦が全てを変えてしもたんやな。戦争がもしあれへんかったら「ライ麦畑」がこの世に産まれたかどうかは分からんけど、サリンジャーの人生は変わってたんやろな。戦争の罪深さは底無しっちゅうか、無限大や。中々最後までおもしろう観させてもろたわ。それにしても、サリンジャーの心の闇は深いなあ。
