てるる

バチカン・テープのてるるのレビュー・感想・評価

バチカン・テープ(2015年製作の映画)
3.3
ペニャたん!ペニャたんが悪魔祓い!

とある娘に取り憑いた悪魔と、バチカンから派遣されてきた神父との戦い。

とりあえずアンジェラが悪魔に取り憑かれたって分かるまでがちと長い。

その間にサイコキネシスとか、刑事を自殺に追い込むとか色々と工夫は凝らしてるので退屈とまではいかないけど。

ちなみにペニャたんは地元の神父なのであまり役に立ってません。
溜めに溜めて満を持してバチカンから枢機卿到来!!!

めちゃくちゃテンション上がります!

いいよね、やっぱエクソシズムいいよね!
アンジェラなんかピッコロさんのマネなんかしちゃって!お茶目なんだから!
聖水ぶっかけられてぎゃああああ!なんてお約束だよね!

という感じで楽しんでたのに…え、もう終わり?
なんだか物足りないよ。

そもそも謎の母親とか何も無かったの?
取り憑いてた悪魔の名前とか分かってないよ?!
てかアンチクライストってなんだよ!
マリリン・マンソンかよ!

その後、ジャイモン・フンスー演じる神父が「ここからが始まりだ!」と言わんばかりに出て来て、ジャンプの打ち切りマンガかよ!

もしかして監督は少年ジャンプファンなのかもしれない(んなワケない)

とりあえず誰も求めてないであろう続編を僕は首を長くして待っています。
だってペニャたんとフンスーがコンビでゴリゴリ悪魔祓いする映画とか観たくないですか?!
てるる

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