pauh

マイ・ビューティフル・ランドレットのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

イギリスの当時の人種差別や治安の問題など、様々な要素が散りばめられていて面白かったです。
主人公のどっちつかずな愛情にもモヤッとしましたが、どんな扱いを受けてもジョニーが主人公を大切にしていたのがラストにも伝わってきました。
サリームの印象も、最初はそこまで良いものでは無かったですが後半のお金を断りお前を試したんだと言ったシーンで度量の広さが伝わってきて良かったです。
ただその後自業自得ではあるものの、リンチされていたのが可哀想でした。
叔父は愛人も娘も失ったのが今まで家族をないがしろにしていた罰が当たったのが、良い人ではあったものの仕方なさも感じました。
少し笑えるシーンもちょこちょこあり、コインランドリーの中で口パクで大熱唱していたり愛人に対する叔母の呪いで本当に家具が動いてた事も面白かったです。
様々な差別や当時のイギリスの実情も知れて楽しめる作品でした!
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