まほ

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーのまほのレビュー・感想・評価

4.1
若きハン・ソロを描いたストーリー。

主演のオールデン・エアエンライク。
いや、凄いよ!本当に!よくやってる!
ご本人のことは
『ヘイル、シーザー!』の時から
可愛いなこの子……いろんな映画出ないかなって
期待しておりましたがまさかのハン・ソロ。
ハン・ソロってアウトローだし
カッコ良いというイメージなので
ホビー・ドイルの印象が強い
オールデン君はどちらかというと
可愛いという感じだったので
如何なものかと思ったら完璧すぎでは。
元々声が少し高めなので
若干ハリソン・フォードに
声のトーンを合わせてる?ような。
にしても仕草、動き、細かい部分まで
よくこんなに若い頃のハン・ソロを
表現できるなと。役者さんって凄いなと。
西部劇に似合うお顔だとは思ってたけど
本当に似合いすぎて拍手喝采です。

ストーリーは帝国軍や反乱軍ではなく
その間で生きる者たちのお話。
つまりアウトローを描いたお話なわけで
正直スター・ウォーズの
宇宙戦争らしさが好きな人には
イマイチなのかもしれません。
だけど、この映画はある意味
それまで帝国軍や反乱軍に焦点を当ててきた
スター・ウォーズ界における
新たな挑戦でもあるのかなと。
だから興行収入があまり振るわなかったり。
でも、これはこれで凄く楽しいし
何を隠そうここ最近のスター・ウォーズ作品
見るたびに心に傷を負っていましたが
(EP7のハン・ソロ、ROのラスト、EP8のルーク)
この映画はそんなのなくて
本当にただ楽しいスター・ウォーズ。
昔ながらも残しつつ新たな革新もある
アドベンチャー映画。

映像が暗いというのも指摘されてるけど
これはアウトローのお話であり
あの色合いこそがまさしく「無法者」を
表してて良いのではないかと私は思いました。

キャラが本当に一人一人良いんですよ。
ハン・ソロはさっき述べたけど
それ以外にランド、キーラ、L3。
ウディおじのベケット、
ベタニのドライデン・ヴォス。
これ程までに素晴らしい演者が揃ってるなんて。

ロン・ハワード監督、ありがとう!!
まほ

まほ