日中戦争下の山東省、いつかはデカイことをやりたいと思いつつ、セコイ抵抗運動を続けているジャッキー一味が、ひょんな事から日本軍が死守する鉄橋を三日以内に爆破する作戦を実行することに。
ど素人部隊"飛虎"に作戦は成功させられるのか、というお話。
戦争映画だが、かなりコミカルなタッチ。
ジャッキーのアクションも、さすがにお年なのか、格闘系よりも列車強奪のギミック中心。
日本軍憲兵隊の指揮官が川島芳子みたいな男装の麗人だったり、かなりトンデモ要素入ってるがこの世界観ならまあ許せるか。
全体の1/3を占めるクライマックスは見応えがあるが、全体のテンポがイマイチ悪いのが残念。
「イップマン 序章」でも悪の軍人だった池内博之が、ものすごく楽しそうに悪役をやっていて本作のMVP。
ところで現実の歴史で"飛虎"と言えば国民党を支援した米国のフランイングタイガースなのだが、その辺は中国共産党としてはあんま気にしないのか？
