深田ポルナレフ

哭声 コクソンの深田ポルナレフのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
3.9
終盤20分の"惑い"が最高に痺れる。
悪霊の正体とは、誰が黒幕なのか、最後まで目が離せなかった!

この映画は観る人によって解釈が異なるってのがとても面白い!

毒キノコ、謎の日本人、神出鬼没の女、祈祷師、村に厄災をもたらすのは何なのか、誰が善で誰が悪なのか観る側も疑心暗鬼にかかる仕組みが👍

ヒョジン可哀想過ぎる( ; ; )
どう転んでもヒョジン被害者でしかない。子供利用するなんて、、、やってんなー!

序盤の"日本人の男"の若干怪しいなーくらいから中盤確定やん!!までいってたのにラストで全くわからんなった。多分あのキリスト見習いから見たら“日本人の男"が疑う要素しかなくて悪魔に見えたんやろな。

あの神出鬼没の女もヒョジンが○す為の時間稼ぎしてたんか、ジョング守ったんかわからんのもやりおる。

祈祷師に至っては怪しい要素しかない。

個人的な真相は毒キノコですねー。
毒キノコが流行った谷城で金を荒稼ぎに来た祈祷師と頭のおかしい日本人と人気者になりたい女。
理由は単に呪いとか信じてないから。

意外と真相ってのは最初に考えたもので合ってるものが多い気がする。

疑心暗鬼"迷い・惑い"を追求した映画。