あや

哭声 コクソンのあやのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
3.8
谷城(コクソン)という村で不審死が相次いで起こる。村ではやってきたばかりの日本人が怪しいと噂になり、警察官のジョングは調査に乗り出す


とにかく國村さんの演技力と存在感が凄すぎ。
オムツ姿で鹿に喰らいつく國村さん、変な走り方で追ってくる國村さん、一度見たら忘れられないくらいインパクト強い。

エクソシスト的な要素とキリスト教的世界観がぶち込まれていて、中盤からは悪霊vs祈祷師になっていく。
事件そのものよりも、観ているうちに日本人や祈祷師に対する疑念やそもそも娘を救うために簡単に悪に堕ちてしまうジョングの心理、どれが真実なのかわからなくなっていく。

シリアスに振り切れずコメディーな部分もあった印象。イケメン祈祷師がド派手な衣装着ながら「イエーーーーー!!!」と舞いながら除霊しようとしてるのはどうしても笑ってしまう。あと、ゾンビ退治する場面も完全にギャグ…
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