せっ

哭声 コクソンのせっのネタバレレビュー・内容・結末

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

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よそ者。
韓国のある村で、村人が自分の家族を殺す事件が多発。警察官の主人公が、自分の娘が呪われるのを防ぐために日本人のよそ者を追い出そうと頑張る話。
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アジア版エクソシストと言ったようなところで、途中ゾンビ映画になりかけたり、ロード・オブ・ザ・リングのゴラムっぽいやつが出てきたり、このちょっと間違えばB級に転んでしまいそうな話をちゃんと意味のある話に落とし込んでいるところさすが韓国です。
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主人公初め村の人はみんな國村隼演じる「よそ者」を実際に自分が見た訳でもないのに噂だけで悪者と決め付けて追い出そうとする。やっぱ日本人目線で見るからどうしても國村隼が黒幕だとは思えなくて、主人公の思い込みだけで突っ走る態度に終始イライラ。
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でもこの映画、人それぞれ犯人であって欲しい人を犯人だと思い込んで見れば誰でも怪しく見える。人は見たいものだけを見て生きていくものだからね。よそ者はよそ者だと決め付けて、身内を疑おうとしない。そんな民族差別的な要素もあってとても良かった。
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おばけ系ホラーではないけどめっちゃ怖かった。じわじわずっと怖い。
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