試写会で一足早く観てきました……
ブラッドリー・クーパーがメガホンを取る
初めての映画が音楽映画で
そしてヒロインはレディー・ガガ。
これだけのメンバーが揃ってれば
そりゃ良い映画でしょうねとは
思ってましたけど………
まさかこれほど泣かされるなんて。
涙が溢れすぎて映画館で
音立てながら鼻をすする現象が起きたのは
実に『インターステラー』以来です……
正直初めて監督をした
ブラッドリー・クーパー
もはや天才の域を超えてる。
主演までしてあの歌声まで披露して
歌の作詞までして演奏もして
そして尚且つ監督・脚本・製作。
単純に考えて頭おかしいやろ？(褒めてる)
ゴールデングローブ賞に
5部門ノミネート………ですよね……
レディー・ガガの歌唱力は
もう周知の通りですが演技も見応えあって
でもやっぱ歌唱力が凄くてそれに圧倒。
何かの番組でこの映画は
彼女自身の人生を描いた部分も
あると言ってたのだけど
色々なレディー・ガガの過去と
重なる部分もたくさんあったので
なるほどなとなりました。
とにかく歌ったときの伝える力が凄い。
そしてブラッドリー・クーパーの演技、
最近MCUのロケットの声しか
聞いてなかったから
久しぶりに見ましたが
『アメリカン・スナイパー』のあの演技を
思い出したしとりあえず瞳が………
ダメ男役、相変わらずお得意で………
あと手の動きが全てにおいてエロかった。
鼻をなぞるブラッドリー・クーパー(意味深)
最後の終わり方には
賛否両論が出そうですが
この終わり方で賛否両論が起こるのは
『ラ・ラ・ランド』の時のようなものかなと。
彼のあの選択には
賛否両論あるかもしれませんが
私はこの終わり方が好きだし脚本も好きで
誰が脚本書いたんだって思ったら
ブラッドリー・クーパー以外にも
『フォレスト・ガンプ』や
『ベンジャミン・バトン』を手がけた
エリック・ロスがいた……強い………
音楽映画だけど恋愛要素も
強めと聞いてたので
見る前はもしかすると
自分の好みでないかもしれないと
偏見持っていたけど完全に逆を突かれた。
デビューするとどんどん売れるように
変わっていくアリーや
アルコール中毒に悩むジャック、
これは現に存在する芸能界の裏も
描いてるんだろうなと思ったし
実際その悩みを抱えてる俳優や歌手も
いくつか思い浮かんだりした。
これは音楽映画でもあって
1人1人の人間ドラマでもあって
恋人以外にも親子や兄弟との関係性も
描いていて素晴らしかったです。
恋愛映画という枠だけじゃない。
次のブラッドリー・クーパーの映画は
イーストウッド監督の『運び屋』からの
『アベンジャーズ／エンドゲーム』………
振り幅すごすぎて脳が追いつかない。
トッド・フィリップスも製作にいて
このコンビの次作映画は
ホアキン・フェニックス主演の
"Joker"なのでそれも俄然楽しみになりました。
来年2月のグラミー賞授賞式は
見てみようかな………
