「くだん その姿はいびつな…」
30分のショートムービーです。
小学校の図書室で、妖怪辞典を読む男の子:あらきともやがいました。
彼は作文でも家族と仲良く、父母をとてもよく褒めています。
妖怪辞典では、妖怪の赤ちゃん:くだんの部分を読んでいた彼でしたが、担任の先生に呼ばれます。
彼の家には赤ちゃんが生まれたようです。
彼の家に生まれた赤ちゃんは、妖怪辞典に描かれた不気味な妖怪くだんに似ていたのです。
赤ちゃんを取り巻くホラー映画です。
個人的には、赤ちゃんや人の容貌を見て妖怪やらモンスターやらとするホラーは好きではありません。
何故なら、世の中には先天的にそのような姿で生まれ、世界と闘っている人も現実に存在すると思うからです。
見かけに違和感を持っても、心の綺麗な人はいるし、その反対の人もいます。
赤ちゃんなんて、みんな、この世に生まれた天使です。
もし、そのような見かけであっても、一緒に世の中と闘ってくれる家族の家に生まれますように。
「もしかして、お前の家、みんな妖怪なんじゃねえの?」